こころを動かしたお仕事
SOLUTION
/ WORKS
なぜ、成果が出せて目標が達成できるのか?
SOLUTION
GIOの思考方法をいくつかの事例でご紹介いたします。
GIOの想いも一緒にプレゼント。お中元を利用したプレゼンテーション。
「タイトルデザインが刷られたTシャツをスタッフが着てたら、会場がきっと盛り上がると思うんですよね〜」。催事ご担当者さまのこの言葉がヒントとなり、GIOが今年この部署にお送りするお中元の品が決まった。この部署を担当されている皆さまは、もともとこの催事に熱い想いをお持ちの方々ばかり。
早速Tシャツのラフビジュアル(もちろん正式にお仕事として頼まれてはいない)を試作してはいたが、諸事情で流れることに。
このままでは、もったいない。ならば、いっそのこと作ってしまおう。
話は流れたが、勿体ないなという気持ちが残るばかり。
できれば、会場の運営スタッフさまだけでなく、出店される店舗スタッフさまも含め、より一体感を持って催事会場を盛り上げられないか? そこで、簡単にエプロンなどにつけられるアクリルバッジを作ってあげたい。と上司に相談。上司が社長に掛け合ってくれ、時期もありお中元としてプレゼントしよう!とのことで決定。クリアな見た目とオリジナルの形に、皆さまからとても好評だった。
あらゆる機会を捉えて、
想いをカタチに。
この百貨店さまとは、約1年前の「ぷるぷるスイーツフェス」から取引が始まった、思い出深いお仕事。売上300%アップの成功した催事もあれば、いまいちお客さんの入りが悪かった催事など、多くのことを経験させていただいている。紆余曲折あるが、催事会場を彩るアイテムも増え、どんどん自分もこの場所を好きになっていっている。
オフィスビルのコミュニケーションを
直接テナントワーカーさんへ!?
「テナント企業のワーカーひとり一人に私たちの考えていることをに伝えたいんです。」そんな悩みをいただいた。今の時代で言えばデジタルツールを使い、新しい価値・コミュニケーションを生み出す。そんなDXを推進する!? といったところだろう。しかし、デジタルツールと言っても、アプリか? SNSか? テナントワーカーに登録させるためには? そもそも何がテナントワーカーにとっての有益な情報なのか? 導入にあたって様々な悩みがあるようだ。
「たくなる」情報に転換する。
それがなかなか難しい
まず考えるのはテナントワーカーという限られた範囲に向けた情報発信であると言うこと。ビル側から伝えたいことはたくさんある。例えば、「防災イベントに参加してほしい」「飲食店舗を利用してほしい」しかし発信する内容はテナントワーカーが知りたい情報になっているのか? 物事の視点は見る側によって如何様にでも変わる。「0月0日防災デー開催」「新店舗OPEN」などビル側が伝えたい事の羅列になっていないか? 「地震の時ビルで出来ることを体験!」「いつものランチに新しい選択肢が!」そう、見る人に気づきを与える情報に転換しなければならないのだ。
公式LINE導入1ヶ月で2,000登録を突破
社員さん40%以上のフォローを目指す
そこで導入したのがLINE。新規アプリをわざわざ作ってダウンロードさせるよりも、既にスマホで利用しているアプリを活用した。導入の初期段階では店舗クーポン配布キャンペーンで登録者数は飛躍的に伸びた。しかしLINEは今後のオフィスビルDXにおける入口でしかない。テナントワーカーが働く日常でどんな情報を欲しているのか? どんなサービスやコンテンツを構築してくのか? さらにその先は・・・? 今後よりひとり一人と直接コミュニケーションがとれる未来が来るだろう。それを具体化できるクリエイティブを模索し続けなければならない。
予約受付2日で予約が埋まる
大盛況イベント誕生
正直にいうと、満席にする自信はあったのだが、まさか2日で予約が埋まるとは思っていなかった。赤坂サカス付帯の商業施設イベントは、想像以上の盛り上がりと反響だった。施設担当者からは来年はどうしようか?と、さっそくシリーズ化のお声も。
どんなイベントか?
夏の風物詩と言えば…そう、「怪談」イベントです。
飲食施設で怪談?!
ニッチな界隈ならとことんニッチに
怪談。苦手な人も多いが、怪談Barなどに出向くコアなファン層、YouTubeで楽しむライトな層など、好きな人は確実にいる。その怪談好きを呼び込んで、イベントができないか?お酒と軽食をつまみながら、今人気の怪談師の怖〜い話に聴き入る。過去の飲食店イベントとはかなりギャップのある、客層を絞った試みだった。
怪談師の人選も成功の要因だったが、イベント告知ポスターは施設外観写真を恐怖の館として演出、怪談好きへ向けて制作した。また、飲食店が並ぶいつもの風景に突然のホラーテイストという違和感を持たせ、目を留めてもらうことを狙った。
こんなイベントもやっちゃう、面白い施設!
施設のファン化を狙いたい
赤坂初の試みは、「またやって欲しい!」という声を多くいただいて幕を閉じた。
怪談好きの人、普段あまり怪談に触れていない人にも「え?こんなイベントがあるの?面白そう!」と興味を持ってもらえたようだ。
こんなこともやっちゃう、面白い施設なんだ!
そんな風に思ってもらえる仕掛けを今後も続けて、施設のファンを作りたい。まずは一つ、種を蒔けたと思う。
コンペで避けて通れぬ道
「負けた」理由を考える
『たまには、コンペ落ちたヤツも紹介しようよ』
社長の一言で今回の紹介事例は「受注ならず」の案件をテーマに。
悔しいことに、最近、私担当で落ち続けている・・・。「なんだよ〜、落ちた痛みをもう一度思い出せって言うのかよ」「過去は振り返らず、前を向いていきましょうよ」などなど、色々と思うところもある。とは言え、私たちクリエーターにとって、コンペは避けて通れないもの。そう言う意味では、「なぜ負けたのか」「次どうするか」を一度しっかりと捉え直す良い機会なのかもしれない。
攻めのデザイン?守りのデザイン?
熱海にあるリゾートホテルで販売する「温泉まんじゅうのパッケージ」コンペ。
今まで装飾のコンペで何度もお仕事をいただき、どれもアイデアや新しい表現が評価され受注に繋がってきた。
今回もターゲットとする方々が手に取りたくなるようなアイデアを盛り込み、グラフィックも少し尖ったものを中心に攻めた提案をした。しかし、採用されたものは、他社のどちらかと言えばオーソドックスな雰囲気の案であった・・・。
そうか、ターゲットとなるお客様のことを意識するあまり、販売するホテル様側の潜在的なニーズ(温泉まんじゅうとして売りやすく、堅実な熱海なお土産としたい)、そこへのフォーカスが弱かったのだ。
圧倒的に優れる
シドニー五輪柔道の篠原選手の「弱いから負けた。それだけです」と言う言葉が思い出される。この言葉には、「たとえ判定に間違いがあっても、間違えさせてしまう程度の力だった」「圧倒的に強ければ良いんだ」と言う強い気持ちが含まれていると思う。
他社よりもプレゼンしたものが圧倒的に優っていれば、勝てないはずはない。負けたのは、圧倒的に優れていなかったから。
かつて、GIOのコンペ勝率は80%を超えていたそうだ。
強いGIOを目指し、お客様に喜んでもらえる提案力を目指し、自分に厳しく直向きに努力を続けたい。まずは社長に、勝率80%のヒントを聞きに行こう。